慢性疲労と慢性疲労症候群は別物!でも実は繋がっているので慢性疲労の方は要注意!

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みなさん、慢性疲労症候群ってご存知ですか?
慢性疲労のことを言っているのでは?と思ってしまいますよね。

私もそう思っていました。
まず、私は慢性疲労という状態です。
寝ても寝ても回復しない状態です。
ちょっと外に出た次の日は朝起きれないほど体が重たく動けない状態になります。

そんな状態の時、本屋さんにいきました。
どうにかして元気になりたかったのです。
本屋さんで目に入った本がありました。
それがこの本。

その時私はなぜかこの本がすごく気になり、なんだか嫌な予感がしたので自分に当てはまるかどうかも考えず購入したのです。
慢性疲労と書いてあったので、「私の症状だ!これを読めば良くなる!」なんて思っていましたが、全くの別物でした。
今思えば、この本と出会う運命だったのかもしれません。

この本は、慢性疲労症候群の症状について詳しく書いてあり、みんながみんなこの症状ではありませんが、この本の作者さんはとても重たい症状でした。
この本を読み、慢性疲労と慢性疲労症候群は全くの別物・・・だけどそうとは言い切れないことを知りました。

慢性疲労の方が、慢性疲労症候群の予備軍ということを知りました。
ではなぜ慢性疲労と慢性疲労症候群が別物と私は言ったのか?この2つの違いをお話ししていきます。

もくじ

慢性疲労とは

まず、慢性疲労とは長期にわたり疲れが取れない状態のことです。
疲労とは、一般的に一晩眠ればある程度回復します。

しかし慢性疲労の場合は一晩ぐっすり寝たところで回復はしません。

「前はちょっと休めば一晩眠れば元気になっていたのに」
「前はできていたことがすぐ疲れるようになった」

これは歳のせいだ!という人もいるでしょう。
しかし、歳だけのせいではなく、慢性的に疲労をしている人の症状でもあります。

朝起きてなお残る疲労感に、「以前は一晩寝たら疲れがとれたのに」と思うことはありませんか。ほかにも「ちょっとしたことで疲れやすくなった」「夕方になると疲れがドッと出る」など、仕事に家庭に忙しい毎日の中で、これまでと違う疲労を感じている人もいることでしょう。
はっきりした原因がないまま疲労感が続く、あるいは回復しない場合は、心と体から発せられるSOSのサインです。自分でも知らないうち異常に疲れが蓄積する「慢性疲労」という状態に陥ってしまっているのかもしれません。
慢性疲労とは、「6ヵ月以上疲労が続き、一晩寝ても疲れがとれない」状態を指します。15年前に厚生省(現厚生労働省)が行った調査では、日本人の3人に1人が慢性疲労を訴えていると報告されています。IT化が進みストレスが増したと言われる現代では、さらに慢性疲労を訴える人の割合は高くなっていることが推測されます。
慢性疲労になると、作業量や活動量の低下という日常生活への影響ばかりでなく、思考力、注意力の低下から思わぬ事故を招く原因にもなります。さらにそのまま放置しておけば、うつ病などの心の病気や生活習慣病など、さまざまな疾患を誘発することにつながります。

引用元:ティーペック健康ニュース

慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群とは、疲労とはまた違い、ウイルスに関係するものです。

慢性疲労症候群は、身体を動かせないほどの疲労が6か月以上の長期間にわたって続き、日常生活に支障をきたすほどになる病気です。Chronic Fatigue Syndromeという英語名から「CFS」ともよばれています。
健康な人が、かぜや気管支炎などを患ったことをきっかけに、かぜに似た症状がいつまでも長引くのと同じような状態で発症することが多い病気です。休んでいても改善しなかったり、摂食障害や不眠などを伴っている場合は要注意です。こうした場合で、血液検査も含む全身の検査(ホルモンの異常、内臓や脳、神経系の検査など)をいくら行なっても異常が見つからないとき、慢性疲労症候群が疑われます。

引用元:何とかしたいこの疲れ~慢性疲労症候群~CFS

 

何が原因と考えられているのか?
それは、

慢性疲労症候群は、その原因が明らかになっていない病気です。しかし、様々な研究の結果、病気の起こる仕組みが少しずつ明らかになってきました。
私たちの身体は、神経系、ホルモン系、免疫系の3つがバランスを保って働いています。ところが、ストレスをきっかけにして、神経系の働きに異常が生じ、免疫の働きが低下すると、体内に潜伏していたウイルスが再活性化されます。そして、再活性化したウイルスを抑え込むために、体内では、免疫物質が過剰に作られるようになります。この過剰に作られた免疫物質が、脳の働きに影響を及ぼし、強い疲労感や様々な症状を起こすという説が有力です。
また、慢性疲労症候群の患者の方には、ある特定の遺伝子に関する異常が認められていることも報告されています。

引用元:何とかしたいこの疲れ~慢性疲労症候群~CFS

ということですが、簡単に説明すると、
慢性疲労症候群は、疲れからなるものではなく、ある日突然やってくる病気なのです。
熱や風邪になった時やその後に発症することが多いようです。
免疫システムの異常(脳の炎症)によるもの、と言われています。

はっきりとした原因はこれです!というのがまだ証明されていない、慢性疲労症候群。
名前も慢性疲労と似ているため、慢性疲労と慢性疲労症候群が同じ病気だと勘違いする人もいるようです。

どのような症状が出てくるのか、改善方法は?などこの本にしっかり書いてあります。
また診断から、入院まで発展し、悪化していく様子が描かれています。

しかし、この慢性疲労症候群には「これをすれば治る!」という治療法がありません。
ですのでこの本の作者さんもとても苦しんでおられました。

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慢性疲労症候群の症状は?

この本によると、本当に突然始まったそう。

ずっと高熱40度が出ているようなつらさが毎日あり、
眠ることも食事をすることもつらく、またゾウさんが乗っているかのように体が重たく動かせない。
かと思いきや3〜4日寝っぱなしということもあり、水分や食事を摂れていないので一人暮らしの作者さんは大変危険な状態でした。
ちょっと動けば、もう動けなくなる。
体が重たいけど動けるのとは違い、本当に起き上がれないのです。
トイレに行くだけで息切れと動悸が起こるのです。

症状は個々で違い、作者さんの症状はかなりの悪化しているものだと感じました。
中には寝たきりではなく、動ける慢性疲労症候群の人もいるようです。

またぱっと見の見た目はとても辛そうに見えないようで、
「甘えないで」
「みんなも頑張ってる」
「慢性疲労症候群?疲れやすいってこと?私のことかも〜」
などたくさん言われてきたそうで、なかなかこの病気を理解してもらえなかったようです。

その中で、まだ動ける!動かなくちゃ!と無理をすることで悪化するのです。

この病気は誰にでも起こる病気です。人ごとではありません。

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対処法

この慢性疲労症候群の対処法はコレを飲めば治る!というものがまだないため
あくまでも症状を和らげるというものになります。

また慢性疲労症候群は完治がなかなか難しい病気です。
そして、慢性疲労症候群を取り扱っている病院がまだまだ少ないため、診断されるまでに時間がかかることもあります。

この病気はうつ病に使われる薬が有効だそう。
他にも漢方が有効で、補中益気湯というものがとてもいいそうです。
たくさんのサイトを調べましたがどこのサイトにも、この補中益気湯という漢方が有効であると書かれていました。

近年、日本の医学者を中心に「補中益気湯」という漢方薬が有効であると報告され、注目を集めています。「補中益気湯」は、消化吸収機能を賦活化し、全身の栄養状態を改善させ、生体防御機能を回復させる漢方薬です。古くは結核の患者さん用いられてきましたし、現在では夏バテや術後・抗がん剤治療中の体力増強に用いられております。

また、最近では「補中益気湯」以外に、「人参養栄湯」や「柴胡桂枝湯合加味逍遥散」が用いられております。

引用元:慢性疲労症候群の治療と漢方薬

慢性疲労と慢性疲労症候群の関係性

私は最初に慢性疲労の人は、慢性疲労症候群の予備軍でもあると言いました。
それはどういうことかというと、

完璧主義者や
限界を超えて頑張ってしまう人は要注意

心療内科医師の村上正人さんによれば、慢性疲労症候群は、ひどい疲れや発熱が半年以上続くのを特徴とする独立した疾患概念です。
「詳しい発症要因はわかっていませんが、慢性疲労に悩む患者さんのうち、ごく一部が慢性疲労症候群へと発展します。患者数は人口の約0.3%程度(1000人に3人)と推測されていて、そのうち約6割は女性だといわれています」(村上さん)

この疾患に陥りやすいのは、仕事の能力が高く完璧主義で強迫観念が強い傾向の人。寝食を犠牲にしながらオーバーワークを続ける→限界を超えてしまう→自律神経機能や免疫力が低下する→急に熱が出て寝込んでしまう→それ以来、疲労倦怠感が続いている、といった例が典型的です。最近では、IT企業のプログラマーやエンジニアが、慢性疲労症候群を疑って受診するケースが増えています。

原因は明らかになっていませんが、何らかの感染症に加え、日常のストレスなどをきっかけに発症し、重度の場合は、寝たきりになることもあります。最近は脳の神経細胞の炎症説も出ています。

引用元:クロワッサン 

 

このサイトはツイッターで多くの人が拡散している記事です。わかりやすいです。
慢性疲労のごく一部の人が慢性疲労症候群に発展するいう結果が出ています。

またこのサイトにはなりやすい人や予防法や受診の目安や治療について書かれています。

●予防法は疲れをためない

「慢性疲労に陥りやすい人は、強迫的に物事に熱中し、体を休めることが苦手な方が多いです。予防法としては、日ごろから意識的に休養をとる、睡眠時間を確保するなどを心がけることが大切。背景にはストレスが潜んでいることがあることから、自分なりのストレス対処法を医師と一緒に見つけ、心の負担を軽くしていくことも有効です」(村上さん)。また、しっかり栄養をとり、運動を取り入れ、疲労に負けない体力や免疫力をつけておくことも重要とのことでした。

忙しく時間に終われがちな現代人は、知らず知らずのうちに疲れが慢性化しているかもしれません。疲労を感じたら軽いうちに対処し、頑張りすぎないことが重要ですね。

引用元:クロワッサン 

 

このサイトに書かれている「村上さん」という方は日本大学医学部卒業。専門は心身症、ストレス関連疾患、生活習慣病や慢性疼痛、緩和ケアなどの心身医療。日本大学医学部客員教授。だそうです。

慢性疲労と慢性疲労症候群の違い難しいですね。
慢性疲労は、体や心の疲労。
慢性疲労症候群は、ウイルスにより免疫の異常や脳の炎症。

名前は似てても発症理由はこんなに違うし、慢性疲労症候群と言っても疲れからくるものではない。

慢性疲労症候群という名前を変えてくれ!疲れじゃないんだ!と訴える人も多くいます。

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実際になっている人の声

人ごとじゃない、危機感を感じた瞬間

私は慢性疲労、、、だと思う。
ずっと疲れが取れず、何をすれば治るかもわからない。
そんなとき急に、体が動かなくなった。
朝起きれなくなった。毎日眠たく、寝ても寝ても眠たい体、重たいだるい体、外に出てはすぐ疲れる体、食事もあまり取れず、食欲もない。
ちょっと外に出た次の日はずっと寝たきり。(どこまでもいつまでも眠れる)
熱が出ているようなだるさつらさなのに熱はなく、まだ風邪の方がマシだ。

そんな症状が出ました。そんな時にこのブログで紹介している本に出会ったのです。

いたって健康だったのに、ある日突然、体が鉛のように動かなくなったのです…その病名から「疲れやすい人」「疲れのとれない人」などと誤解されがちな「慢性疲労症候群」。なかなか周囲の理解を得られないこの病気のことを、ぜひマンガを読んで知ってください

風邪の方が、薬を飲んだり寝ていれば治る。
でも慢性疲労などは、薬もないし、こうしていれば治る、何日で治る、がわからないのです。
そのため、「どうして自分はこうなってしまったの?」
「前にできていたことができなくなった」
「どうして私はこんな目に・・・?」

このように悲しくなりました。涙を何回も流しました。
私はまだ慢性疲労症候群ではありません。(きっと!)
でもこのまま行けば、このまま同じ生活をしていれば慢性疲労症候群になる。そうこの本やネットで教わった。
だからこそこの症状のタイミングでこの本に出会ったのだ。

このページに1番共感し心苦しくなりました。
慢性疲労症候群ではなくても、慢性疲労により元気な体を失い、できていた事ができなくなり、寝ても寝ても眠たいだるい重いつらい日々を過ごすこととなったので、このページはグサッと心が刺さりました。

この本は私にとって、『警告』
今、慢性疲労症候群で苦しむ人がいる。

けれど、慢性疲労症候群にならないために予防をしていかなければならない。
また慢性疲労症候群という病気を知ることで、慢性疲労症候群という病気の予防ができます。
その予防は自分に優しくなれる予防方法でもあります。

慢性疲労を患っている方は、慢性疲労症候群に進まないようにすることから始めましょう。

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