先日【ミステリと言う勿れ】と言う漫画の中に出てくる家事・育児に関する名言を紹介しました。
本日は人生において、知っておくことで心が楽になる名言集をピックアップし、紹介したいと思います。
【ミステリと言う勿れ】と言う漫画は名言が刺さるとTwitterでも話題となっており、
芸人の麒麟の川島さんも絶賛されていた漫画です。
ミステリという勿れ、金言集かよ!!ってぐらい、久能整くんの名言飛び出しまくる作品なので、本当に読んでくれ!って思う。ミステリという勿れてタイトルだけど、ちゃんと事件とか起きて解決してたりする。ミステリとか難しいの描けない!って作者さん仰ってるけど、もっと難しいことしてませんか…。
— 天狼の黙 (@modayan_jp) September 24, 2019
全部の紹介は無理ですが、ピックアップしてお伝えします!
もくじ
ミステリと言う勿れ
引用:LINEマンガ
名言を言うのは、この表紙に出ている男性、久能整(くのう ととのう)
ベラベラいろんな話を1人で長々としてしまう変わった天然パーマの特徴的な髪の毛の男の子です。
大学生です。
このベラベラ話すのを説教っぽくて嫌と言う方もいますが、今回はあくまで名言をお伝えしますね!
1巻の名言
この名言は大人気アニメ、名探偵コナンのコナンくんが言う名台詞を否定する形にはなってしまいますが、
これもなかなかの名言です。
でも事実は1つ。起こったことは1つ
これはどういうことかというと、
漫画の中から抜粋すると
AとBと言う人物がいてある日AとBがぶつかってBが階段から落ちた。
Bは普段からAにいじめられていると言っている。
しかしAはいじめている気など全くなくただ遊んでいると本気で思っている。
しかしAがいじめていないというのはAが思っているだけ。
Bもまた同じ。いじめられていると思っている。
人は主観でしかものを見られない
それが正しいとしか言えない。
この場合真実はAとBと言う人物の2つ。
でも事実は「階段から落ちて怪我をした」というたった1つだけ。
この名言を見て私思うのです。
今回AとBでいじめられているか、いじめている認識がないかという例文でしたが、
いじめている認識がないと嘘をつく奴もいるのですよね。
それで罪を逃れようとする。
それだけは私は許せません。
そして私はコナンくんが間違っているとも思わないし、整くんが間違っているとも思わない。
ただ、私は旦那さんと喧嘩するときによく使う言葉が「過去や未来で起こった事実は変わらない」と言う言い方をします。
「もしも〜」は実際に起きていないけれど、絶対に確実に起こる”こと”って結構ありますよね。
私ももしかして整くんと同じ思考!?ワクワク
2巻の名言
1つ目
いじめられている人が、人生において悩んだり、苦しんだりしている様子を見て
整くんが言う名言。
欧米の一部ではいじめている方を病んでいると判断する。
いじめなきゃいられないほど病んでいる。
だからこそ隔離してカウンセリングが必要。
でも日本は逆でいじめられている子にカウンセリングを受けさせる。
逃げる場を与えようとする。
しかし逃げれば逃げるほど損をする。学校にますます行けなくなったりする。
病んでたり迷惑だったり恥ずかしくて問題があるのはいじめてる方
この言葉を言われたいじめられてきた登場人物の男性は
「俺のせいじゃないの?昔にそう思えてたら今こんな風じゃなかったのかな」
と逃げ出す癖がついてしまったことに涙します。
「ミステリと言う勿れ」1、2巻を読了。
セリフというセリフが名言のオンパレード。ただしミステリではない。
イジメはイジメを行う側のほうが心を病んでいる、問題があるのはいじめている方。という趣旨の発言にはハッとさせられた。— 和泉@投げやりフリーランス (@sisanunyouizumi) January 13, 2019
私の経験談(飛ばしてOK)
私もいじめられてきました。
当時、学校を休んだら負けだとか思って、いじめっ子の思う壺だと思って意地でも学校へ行きました。
でも教室に入った時のみんなの目線に心はずたずたでした。
先生も見て見ぬふりでした。
いじめられた側の意見を言うと逃げたくなるのも当然。
傷ついたからカウンセリングが必要になるのも当然。
いじめはトラウマにもなる。
でも大人になってからわかる。
いじめを受けた側は何も恥ずかしいことはない。
いじめる方がおかしいという大人が多く、昔いじめた側の人の方が大人になってからハラハラする。
昔のいじめを暴露されたら、と。
結婚が決まっているのに、とか人生がうまくいっているときに昔いじめたことが出たらどうしようと。
私は社会人になってもいじめられました。
しかし学生時代とは違ったのが味方の大人たちがいたこと。
課の課長がいじめた方をメンタルが弱いからと庇ったのです。
しまいには、いじめられるあなたにも原因があったんじゃないの?と「私のせい」と言い出しました。
あぁ、ばかばっかり。
この国はいじめっこを庇い、いじめられる側を守れない。
会社では味方はたくさんいたけど課の人にいじめられてて、課長もそんなこと言うのでやっていけれないと判断しました。
(というかいじめられる方が悪いという言葉にもっと病みました。そしていじめでやめた私のことを課の人たちが責めました。)
私を味方していたのは、他の課の方々でした。
「あの人たち、あぁだから」と知っている人ばかりが私の味方でした。
でも今ならわかる。
いじめっこはメンタルが弱いから、いじめの注意ができない。
これ言われて意味不明って本気で思うけど、いじめっこは病んでいるんです。
心が病んでいて、いつか犯罪を犯す可能性もあるんです。
人をいじめていないと心が晴れないのです。
実際にそのいじめっこは、自分の髪の毛を抜く癖があり、仕事中もぶちぶち髪を抜いて会社の廊下に捨ててました。
汚かった。
2つ目
小さな工場で働いていて、それを他人から見下されて仕事も何も嫌になっている女性に対しての整くんの名言
キレイな街も、誰かが掃除しないとすぐ砂に埋もれる
常に排水しないと水に埋もれる地下鉄地下街もある
それ誰かが毎日やってくれている。
あなたもその1人なのに悲しいですか?
毎日同じことをしていると、ふと「何やってるんだろう、自分」って思うことありますよね。
立派な仕事なのに、何やってるんだろう、もっとすごいことがしたいな、とか思うときがあります。
同じことを繰り返していると、新しい刺激が欲しくなったり、もっとすごいことしたいと思ってしまうんですよね。
飽きている状態というか。。
でも世の中は本当に全ての仕事でできていて、1つでもなくなると今までと同じようには過ごせなくなる方たちが大勢出てきます。
世間で嫌われがちな、ニオウ仕事や顔や手が汚れてしまう工事仕事。
これもこの方達がいるから世の中は回っているんです。
馬鹿にする人がいても、大丈夫。
馬鹿なのは馬鹿にしてきた相手です。馬鹿はあなたではない。
馬鹿を相手にしなくていい、あなたは素晴らしいから。
3つ目
バージンロードのお話
大抵一番手をかけて時間をかけてくれたのは母親なのに、なぜ脇に立たせておくんだろう
巣立ちというならどうして新郎は親と歩かないのだろう
新郎は巣立たず親元にいて新婦だけが巣立つ
そもそもバージンロードは和製英語なので一番大事な人と歩いてください
いやこれ本当ですよ。
なぜ女だけ巣立つの?
なぜ男はいつまでも親にしがみついているの?
そんなだから姑いびりがなくならないのよ。そんなだから姑にいじめられている奥さんに気づけないし助けないのよ。
本当に男って。
男だけなのよ!成長してないのは!女ばっかり成長し続けてるのよ!!!
(すみません。男・父親・義実家・姑というキーワードに苦い思いでありのため、男にいいイメージ持っていません)
4巻の名言
病気のおじいさんに対して整くんが言った名言
どうして亡くなった人に鞭打つ言葉を無神経に使うのか
負けたから死ぬのか?勝とうと思えば勝てたのに努力が足りなくて負けたから死ぬのか
そんなことはない。自分ならそう言われたくない
勝ち負けがあるとしたら医療が負けるのです。
患者が負けるのではない。
人は病に負けたから死ぬのではない。
ミステリという勿れ
好きな考え方だなって、名言の宝庫弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい→日本は弱い者は負けで壊れないのが正しい根性論
人は病に負けたから死ぬんじゃないです→どうして"闘病"って言うんだろう、闘う(たたかう)と言うから勝ち負けがつく、勝ち負けがあるとしたら医療の方
— れいか (@reika_manga) November 3, 2020
7巻の名言
教師になりたい整くん。
しかし教師に向いていないと言われた整くんが言った名言は
先生「自分に苦手なものがあると認知している教師は生徒にもそれがあると理解できる。
自分にもできることは人にもできる。
自分はこうだったから人もそうだろう。そう信じる教師は多くを取りこぼすことになる
この名言は素晴らしい。
ドラマですが、この名言に似てる名言があります。
「掟上今日子の備忘録」というドラマで新垣結衣さん演じる今日子が言うセリフです。
岡田将生さん演じる厄介が今日子さんに「それ、向いているのに」と言われたとき
今日子さんは「向いているから、それをしなければいけないことはない。向いていても、それをしなくてもいいんです」
と言い返すシーンがあってそこは印象的でした。
向いているのに、と言うのも他人の意見。
本人がやりたいかやりたくないかが重要であり、「向いているのにやらないのはもったいない」と言う言葉は嫌いです。
向いていなくてもやりたいことはあるし、向いているからやらなきゃだめなんてこともない。
この言葉は多くの学生に伝えたい。
アイドルに向いているかどうかはやってみなきゃわからない。
漫画家に向いているかどうかはやってみなきゃわからない。
それ向いているよ!と言う言葉には裏が存在することもあります。大人の世界であるあるだと思いますが、
「なって成功されたら困るから、これが向いていると言っておこう」という魂胆もあるので
他人の言葉に惑わされすぎないこと。これ大事です。
そのほかの名言
ここで紹介しなかった、Twitterの皆さんが響いた名言を紹介します。
ミステリと言う勿れ 田村由美。
ととのうくんという人物が、とてもすてき、だし、謎解きもおもしろい。名言バシバシ出る。
「自分が下手だってわかる時って、目が肥えてきた時なんですよ。だから、下手だと思った時こそ、伸び時です。」 pic.twitter.com/ua3ewN3Ty7— 水色 (@mizuiroo1004) February 2, 2019
ミステリと言う勿れという漫画を読んだ。名言たくさん!
「子どもって、乾く前のセメントみたいなもの。落としたものの形がそのまま跡になって残る」
心理学者の言葉らしい。「子どもはバカじゃないです。 自分が子どもの頃、バカでしたか?」
子どもを軽い気持ちで騙そうとした人に言ったセリフ。— あすかの人生劇場 (@asuka_jinsei) April 19, 2019
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人生で悩みにぶち当たったとき、過去を思い出して苦しいとき、
整くんの言葉を思い出して救われる方が増えるのではないかと思います。
私は特にいじめの話は整くんに救われました。