こんにちは!個人事業主のミコトです!
いろんな仕事をやっています。
今回はしっかりした土台を作る方法シリーズの、
価格の決め方編です。
先日は、お客様を見極め自分を守る方法をお伝えしました。
個人事業の難しいところは、価格決めですよね・・・。
「高すぎるかな?」
「低くしないとお客さん来てくれないかな?」
とか色々考えすぎて価格を決めれなくなっちゃったり・・。
今回はその価格の決め方をお伝えしたいと思います。
※この記事は価格決めに悩んでいる人向けです。
※クラウドソーシングを使わず、お客様に依頼をいただき活動する方向けです。
もくじ
個人事業を始めたばかりの人は…
まず、価格といったら、相場を調べませんか?
ネットで
「●●(仕事内容) 相場価格」と調べますよね。
個人事業を始めたばかりの時はいくらで仕事をしたらいいか、わからないためです。
でも相場って、相場じゃないんです。
相場ってそもそも誰が決めたのでしょう?
人によって、使う道具や、作りこだわり、時間も違います。
もし相場が1万円だったとします。でもプロがすると10万かかったりします。
相場価格はあってないようなものです。
また、プロではなく素人だから安くしなきゃ・・・と思っちゃいますよね。
じゃあ結局どうやって決めればいいんだ!
まずは、相場価格でやってみるのがいいです。(相場は相場じゃない!と言ったくせに)
なぜ相場は相場じゃないと言いながら、相場の価格でやってみてと言ったかというと、
下の「自分がここまでという価格」の所にも書いてあるのですが、
相場を参考にしましょう、と言いましたが月日が経てば、仕事に使う時間、手間、体力、道具などがわかり、実績も増え自分の中での仕事ルールもでき、技術も上がり、価格に対して「もっともらってもいい仕事だ」と思う日が来ます。
こういうことです。
最初は仕事になれるまで、1つの仕事でどれだけ時間を使っているか、体力を使っているか、道具を使っているか、またこの価格で食べて行けるか、なんてわからないものです。
でも段々やっていくうちに、1つの仕事での時間、体力、手間など色々わかり、技術も上がり、実績も増え、いくらあれば食べて行けるかわかるようになります。
ですので最初のうちだけは、相場価格でと言ったのです。
特別価格も作りましょう
ちょっと低い価格で設定します。
なぜ低い価格でするか、というと
まずは実績を作ることが大事だからです。
キャンペーン価格や、お店のオープン価格、体験価格など通常価格とは別で、特別に安い価格を作ってみてください。
キャンペーンの特別安すぎる価格と、通常価格(相場くらい)の2つを用意するのがおすすめです!
実績が増えればお客さんも増えます。
最初の実績作りが何より大変
ですので、最初は低い価格で実績作りをしていきましょう。
私は最初変なお客さんに「最初は値段下げないと、実績増やさないとお客さん来ないよ?」と、すでに安い特別価格から値段もっと下げてよと言われました。
すごく変なお客さんでした。
こういうお客さんもいるけど、こういう人は無視しましょうね。
月日が経てば
相場価格でやっていると、色々気づく瞬間があります。
「あれ?割に合ってないな」とか気づいたりします。
また周りから安いね!と言われると、この価格は一般では安いのかと気付きます。
私も、ある商品を3万ほどで作っていたら、
お客様が、「安いね!普通5万くらいするもんなのに!」と驚きの声。
またそのお客様に「こんな可愛いのが3万で?すごいね。」「普通5万から6万するものなのに、すごいね」と周りに言われたんです、と教えてくれました。
お客さまからのこの発言で私は商品の価格を値上げしました。
という感じで、価格が安すぎるかも?と気付く瞬間が多々出てきます。
もちろん価格をあげる時は、技術も関係します。
技術がないと価格は上げられない。
技術が上がると、価格も上がる。
技術がないものにお金を払うお客様はいません。
私は、年々技術も上がりました。
その技術を取得するために個人事業を開業する前はセミナーに行ったり、通信講座もして独自で勉強をたくさんしました。
個人事業を始めてからも勉強の日々。何千時間も勉強に使っています。
だからこそ、お客様たちに「この技術でこの価格?」と言ってもらえたのではないかと思います。
ありがたいです。これからも精進します。
月日が経てば技術が上がるものではありません。
勉強しながら努力しているから技術が上がります。
個人事業を開業しても勉強の日々です。
技術が上がれば、価格も上がります。
自分がここまで必要という価格
先ほどは相場を参考にしましょう、と言いましたが月日が経てば、仕事に使う時間、手間、体力、道具などがわかり、実績も増え自分の中での仕事ルールもでき、技術も上がり、価格に対して「もっともらってもいい仕事だ」と思う日が来ます。
技術も上がり、出来上がりや効果など自分でも目に見えるくらい成長しているのがわかる時がきます。
その時の価格は初期の価格とは変えるべきです。
なぜかというと、1つの仕事にどれだけ時間がかかり、手間がかかり、体力や頭を使っているかなどがわかるため
これくらいもらわないとやっていけない!と、なります。
1つの仕事にかかる時間、手間、こだわり、道具の有無などなど、人によって違いますよね。
個人事業もそこそこうまくいき始め、「この価格では無理だ!」と思った時は、
「相場関係なく、自分にはこの価格が必要」と思う価格を決めてください。
仕事はお客さんのため、でもあるけど生きれなければ意味がありません。
悲しいけど、生きるためのお金が必要なのです。
「この価格なら本気でもっと頑張れる!」というラインがあります。
前にも話しました、安い価格と高い価格ではやる気が変わるという話になります。
値下げは「ここまで」のラインを決めておく
先ほどは、「相場関係なく、自分にはこの価格が必要」という決め方をおすすめしました。
でも時と場合によって、価格はかわりますよね。
常連さんに、とか。新規のお客さんに、とか。価格で悩んでいるお客さんがいる、とか。
そういう場合は、「値下げするならここまで!」という価格を自分の中で決めておきましょう。
「値下げするならここまで!これ以上は下げない!」という気持ちで!
オススメはExcelなどに書いておくことです。
①通常価格②キャンペーン価格③値下げ価格(これ以上下げない!)など
メニューと値段を書いてリストを作っておけば簡単に値段が管理できます。
リストに書いておけば、値段に迷ったり、フラフラしたり、ブレたりしません。
もう、この価格で行く!という決断にもなります。
まとめ
・価格に迷っている人で個人事業始めたばかりの人は、まずは相場価格でやってみる。
・相場価格と、キャンペーン(特別価格)を用意する。
・キャンペーン(特別価格)で実績作りをする。
・実績も増え、仕事も増え、技術も増えてきた個人事業主さん(最低でも1年以上)は、価格の見直しで
「これだけもらえたら生きていける額」と「値下げはここまでしかしない!という額」を決めるともっとやりやすくなる。